木地は本黄楊（御蔵島黄楊）です。少し透明感が出てきて飴色になってきています。画像11枚目は色の濃さに差があるように見えますが、透明感が出てくると光を反射します。（例、画像12、13） 左端の成銀、右下の歩は杢のような模様が入っています。汚れではありません。（画像14、15） 木地からにじみ出た油分が少しシミになってしまっている駒があるので、商品の状態を「やや傷や汚れあり」にしています。（画像16） 駒はまだ白く、シミは薄いので使っているうちに日焼けして目立たなくなっていきます。 目立つ傷や汚れはありません。 普及価格帯の駒は彫りのある部分は漆を入れてからの研ぎ出しの時にサンドペーパーで磨かれていますが、剣先、側面、駒尻の磨きや面取りは省かれていて手触りが良くないので磨いています。 彫りのある部分は製作時に付着した漆やニス等を落とすぐらいでサンドペーパーはできるだけ控えめにして、始筆、払い、はねの先端が丸くなったり、線が細くなったりしないように気を付けています。 鋭い感じの駒が好きなので面取りは浅めです。 金の裏に傷があるように見えますが、最初からあった空洞です。（画像17） と金の角、横に節があります。深いので磨いても無くすことはできませんでした。（画像18） 駒箱のシールが汚れていたのではがしました。お湯で洗っていますのでべたつきはありません。わずかに日焼け跡が残っています。 撮影で使用した平箱や将棋盤は含まれません。 値引き交渉はご遠慮ください。