
蔵出し 文調 墨水八景綾瀬の夕照 大英博物館 額入り 浮世絵
¥7200.00 税込
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蔵出し 文調 墨水八景綾瀬の夕照 大英博物館 額入り 浮世絵
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壊れた額縁に入っていたので、新しい額縁に入れ替えました。
ピンク色の紙に印刷された説明書きは壊れた額縁の裏に貼ってあったものです。
楢崎 宗重の解説書商品に同梱して発送させていただきます。
以下、解説書きに記されている文面です
26 文調 墨水八景綾瀬の夕照 大英博物館
BUNCHO Eight Views of the Sumida River (Bokusui hakkei): Sunset at Ayase (Ayase no Sekisho). Chuban.
British Museum No. 1931-5-13-10
中判 19. 0×25. 4cm
落款・一筆 文調画版元印なし
読本『梅桜一対男』(明和元年,1764年)に守文調と落款していることから、守氏であることが知られた。文調・一筆斎(斉)の号を使用し「守氏」の印を施す例が多いけれども、この人の出自は明らかでない。画系は石川幸元の門人と伝える。落款から察して筆耕などを職とする者ではないかとの説もある。
その作画年代は明和に始まり,安永末または天明にかかるとみられるが,確証はない。『浮世絵新誌』所蔵島田筑波考証によって、忌日が六月十二日であること、歿年が寛政三,四年(1792)頃と推定されている。その門人に文康・舟調,柔庵頭の光で著名な文笑などがあった。
文調の得意とした画域は役者芝居の世界であったが、東海道五十三次の小画巻があったり、当世風俗もあって、師表たる一格を持するほどの名筆であったようである。掲出の「墨水八景 綾瀬の夕照」はその代表的な一作といえよう。高楼にあって風懐を楽しむ男女は鈴木春信の作風に近く、明和期の風俗であり、色調には湖龍斎に似るところも認められる。ほかに「橋場の夜の雨」
「今戸の嵐」をあげ、吉田暎二氏は明和六,七年頃の作としている。近江八景から脱化した「座舗八景」(春信)を権興に盛行に向かった江戸の風土美の八景ものの初期の作例として注目される。なお、そこには、想像図としての近江八景の画題が温存されていて、情景にリアリティが稀薄なのは、版画としては時期尚早の時代性を語るのでもあろうか。
(楢崎 宗重)
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